「もしも」に備えて・・・
弥生3月・・・日ごとに春の暖かさを感じられるようになりました。
3月と言えば、忘れてはならない「3.11」
今年で13年になります。
いつ、と予想も出来ない自然災害
自治体も様々な取り組みをしており、志多組も災害関連施設の施工を多く請け負っ
ています。
【津波に備えて】
運動公園津波避難施設建設主体工事(2工区)
もしものために「津波標識」の確認を!
〇 津波注意
〔意味〕
・地震が起きた場合、津波が来襲する危険のある地域 を示す。
〔目的〕
・該当地域が津波による被害を被る危険がある地域で あることを認識させ、地震発生時には、直ちに当該地域から内陸部、高台に避難させる。
〇 津波避難場所
〔意味〕
・津波に対して安全な避難場所・高台を示す。
〔目的〕
・ 津波から避難先となる安全な場所や高台を示すとともに、地震発生時には、そうした避難場所へ向かわせるもの。
〇 津波避難ビル
〔意味〕
・津波に対して安全な避難ビルを示す。
〔目的〕
・津波からの避難に際し、近くに高台がない場合、津 波からの 避難が可能な鉄筋コンクリート造3階建のビルを示すとともに、地震発生時には、避難ビルへ 向かわせるもの。
大切な人や自分の命を守るために知っておきたい、津波からの避難に関するピクトグラム
(見た目でわかる案内用図記号)を確認しておきましょう。
【土砂災害対策】
都城北郷線道路災害関連工事
がけ崩れ
雨水の浸透や地震で柔らかくなった斜面が突然崩れ落ちる現象です。
(前兆)
・崖から濁った水が出る
・崖にひび割れが出る
・小石がばらばらと落ちてくる
寺柱谷1川左支川砂防堰堤工事
土石流
長雨や集中豪雨などで、山腹や川底の石や土砂が一気に下流へ押し流される現象です。
(前兆)
・山鳴りがする。
・川の水が濁ったり流木が混ざったりする。
・土や木の葉が腐った匂いがする。
国内での自然災害での死者・行方不明者数のうち、土砂災害によるものが半数以上を占めています。(阪神淡路大震災・東日本大震災を除く)
日ごろから土砂災害の危険個所を確認する等、事前の備えが重要です。
前兆現象に注意し、早めの避難を心がけましょう。
【風水害対策】
東川北環境整備(堤防の補強、高水敷の整正、管理用道路の整備等)
基本は情報収集!
〇洪水ハザードマップなどで、大雨や洪水発生時にどのような影響があるのか確認し ておく。
〇テレビやラジオで最新情報をこまめに入手する。
〇増水した河川の様子は見に行かない。
台風や集中豪雨などの気象災害は、毎年同じ時期に同じような現象を繰り返します。
過去の訓練を忘れず、日頃からできる対策をしておくとことが大切です。
【安否確認】
地震や台風の多い日本では、災害発生時に家族や知人、職場やその家族の安否情報をいち早く確認するため、どのような対応を取るべきなのか事前に考える必要があります。
〇災害用伝言ダイヤル「171」(被災者がメッセージを登録し、それ以外の人が聞く声の伝言板)
〇災害用伝言版(携帯電話会社が提供し、携帯電話やスマートフォンから安否情報の登録や確認 が 可能)
弊社としても、BCP策定に伴い「安否確認サービス」を導入しました。
災害時はこのアプリの利用により全社員の安否確認が可能になります。
『備えあれば憂いなし!』いざ災害が起きた時、慌てず行動できるよう正確な知識を身に着けましょう。
最後に・・・
このたびの令和6年能登半島地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い
申し上げます。
被災地での復旧作業に従事されている方々へ深く敬意を表し、一日も早い
復興をお祈り申し上げます。