「砂防博士になろう」 小学生の土木体験
昨年12月に、国土交通省宮崎河川国道事務所発注の「平山川砂防堰堤工事」現場に於いて、『次世代を担う若者たちへ土木の価値と使命を伝え、尚且つ魅力を感じてもらうこと』を目的とし、地元の山田小学校4年生から6年生を対象にイベントを行いました。
【工事概要・現場詳細説明】
3Dプリンターで作成した模型で説明。
大きめの模型の為、5分割して作成。色を付けてリアルに仕上げています。
着手前から現在(R6.11月)の状況。
R6.12月現場状況(近距離)。
砂防模型で、災害時のシミュレーション。
【コンクリートについての説明・堰堤作り体験】
子供たちに解りやすいように、食べ物(すきやき)を比較設定しました。
理解したところで、実際にコンクリート製造体験。
材料を入れ混ぜ合わせ、型枠に投入しバイブレータによる締固めの体験。
(ミニ砂防堰堤コンクリート打設の材料準備物)
皆、力作業にも楽しそうに一生懸命やってくれました。
プロの職人さんの手際よくきれいな仕上げにも、皆釘づけでした。
後に、この完成品をお楽しみに・・・(^_-)
【型枠専用金具説明・組立体験】
本堰堤で使用している残存型枠を連結する金具組立作業体験。
皆、一生懸命に組立ててくれました。
実際に当現場で使用しています。
取り付けた状態です。
【最新技術を活用したICT説明・3Dの模擬体験】
AR体験 興味津々にタブレットを覗き込む子供達でした。
ドローンで、全員集合写真を撮影中です。
【3Dプリンターを使って、プレゼント】
ICT担当者が、「山田小&志多組オリジナル」ミニチュア重機を3Dプリンターで作成しました。
山田小・志多社章・日付が刻んであります。
現場から小学校に移動して、パネルディスカッション後に贈りました。
子供たちの喜んでくれた可愛い笑顔が印象的でした。
【ミニチュア堰堤寄贈】
今年3月には、コンクリート体験で皆と一緒に作ったミニチュア堰堤を寄贈しました。
贈呈後は、小学校に入って正面のメモリアルブースに設置。
このイベントに従事したスタッフ一同です。
(無事に終わって安堵しています。)
【空撮集合写真】
卒業した6年生には特に、卒業記念の思い出の一つとして残ると嬉しく思います。
子供達には少しでもこの日感じた事を思い出してもらい、いろんな思いと共に将来に向けて成長してくれる事を願います。