一ツ葉防砂堤設置工事
みなさん、毎日、暑い中お疲れさまです。
一ツ葉防砂堤設置工事は、
宮崎マリーナの最北部に防砂堤を設置する工事です。
人工ビーチやマリーナ内部に、
潮流で流入する砂をくい止めることを目的としています。
防砂堤を文献で調べてみると・・・
『漂砂による河口の閉塞や港内の埋没を防ぐため、
海岸などから突出させて築く構造物』
まさに、ですね。
[人工ビーチ写真]
矢印部から、防砂堤をほぼ東に向かって300m設置予定で、
そのうち25mを当社が施工します。
現在は、
宮崎港東埠頭にて防砂堤に設置する方塊ブロックの製作を完了し、
養生及びコンクリート強度の発現待ちです。
(猛暑の中、こつこつと全数、出来形を測ってます、細部まで。)
[上部ブロック工 ― 方塊ブロック製作 ― 20個]
①型 2,500B×2,500L×2,080H×10個 W=28.5t
②型 2,300B×2,500L×2,080H×10個 W=26.3t
今後の工程
今後は、
洗堀防止工
― アスファルトマット、帆布の工場製作を行います。
アスファルトマット及び帆布は、
基礎部に敷設し、潮流等による防砂堤の洗堀沈下を防ぎます。
(細かく説明すると、夜が明けるので、ささっと行きますが・・・)
次に、二種類の捨石で土台を作り、
表面を均し、製作した方塊ブロックを設置します。
そして、
上部工
― 方塊ブロックの上に、コンクリートの堤体を建造し、
それを、3種類の消波・被覆ブロックで囲んで完成です。
ざっと、こんな感じになると思います。
完成をお楽しみに!!
それでは、ここから、
方塊ブロック製作のダイジェストをお送りします。
現場の スーさぁ~ん、よろしくぅ~(^^)/
ハーイ!!! 現場の入社2年目スーさんでーす!!
お疲れ様です。
今回初めて方塊ブロック製作に携わるスーさんです。
①まずは、型枠大組製作です。
はい。 ばっちりきれいに出来上がりました~。
②次は、出来上がった大組型枠を組み立てです。
あら、なんということでしょう。
何もなかった所に型枠が4つ出来上がりました~。
素晴らしい。 いい感じです。!!
もうそろそろ中盤に入ってきましたよ~。
どんな仕上がりになるか楽しみですね~。
③コンクリート打設をします。
(材料は生コン車13台分使用します。)
ここでワンポイント!!
コンクリート打設高が1.5m以上ある場合、トレミー管を使用すること。
いいものをつくるにはあく抜きが大事ですよ~。
ここで言う「あく」とは、
レイタンスと呼ばれる硬くなりにくい物質です。(^-^;
④それでは、仕上げに入ります。
⑤最後に盛付けをします。
7日間水をつけて保存します。
⑥はい! これで方塊の完成です。完璧な仕上がりです。
これで終了で~す。
初体験は最高でした。
いや~、それにしてもこの時期は暑すぎますね~。
熱中症になっちゃいそうです。
そこで、
熱中症対策はこのようにしています。
いつも作業員さんは、
キンキンに冷えたトマトに塩をかけて食べています。
熱中症にすごく効くらしいです。
是非やってみてください。
現場の雰囲気がよく明るく元気に仕事をしています。
暑さに負けず頑張っていきます。
以上現場からでした~!!