川南漁港
皆さん。こんにちは。
川南漁港北沖防波堤被覆ブロック据付工事(12工区)の現場紹介をします。
今回の現場は、新設されている北沖防波堤の港内側に基礎捨石を投入・均しを行い、被覆ブロック・消波ブロックを据付ける工事です。
北沖防波堤の目的は、主に川南漁港内への潮流による砂の流入を防ぐためです。
これまでは、防砂堤と沖防波堤の間があいていたため砂が流入していました。
そこで、砂をくいとめるために防砂堤と沖防波堤を結ぶ形で今回北沖防波堤が新設されています。
着工前写真
黄色の部分を他業者(9工区・11工区)がケーソン据付等を行い、当社(12工区)は赤の部分を施工します。
工事は3月末で完了しているので、
ここからはダイジェストをお送りします。
【基礎捨石工】
5~100㎏と1000㎏の2種類の捨石を使用します。
①最初に捨石投入を行います。
起重機船を使って潜水士さんの指示のもと捨石を投入していきます。
捨石投入状況
②投入した捨石を荒均ししていきます。
潜水士さんが潜水士船を使って綺麗に並べていきます。
捨石荒均し状況(全景)
捨石荒均し状況(接写)
荒均しが完了したら、「基礎捨石工」は完了です。
荒均し完了(空撮)
荒均し完了(接写)
とてもいい感じです。
被覆ブロックで隠れてしまうのがもったいないです。
【被覆ブロック据付工】
基礎捨石完了後、ペルメックス(16t)という被覆ブロックを起重機船にて据付けしていきます。
据付状況
据付状況
【消波ブロック据付工】
被覆ブロック据付完了後、柱ブロック(25t)という消波ブロックを起重機船にて据付け していきます。
据付状況
据付状況
これですべての工種が終了です。
他工区も終了し、これで北沖防波堤は完成です。
完成写真
最後に…
北防波堤、防砂堤、北沖防波堤、沖防波堤、東防波堤は、越波(防波堤を超えてくる波)等による転落事故の恐れがあるため、上写真①、②の場所に柵が設置され立入禁止となっています。
釣り等を楽しむ際は、決められたルールの中で楽しみましょう!
これで現場レポートを終わります。