宮崎10号乙房地区改良(その2)工事
皆さん、こんにちは。
今回は、『宮崎10号乙房地区改良(その2)工事』の現場紹介をします。
施工箇所は、都城市庄内町乙房の日向庄内駅付近になります。
主な工事内容は、護岸工事と地盤改良工事となります。
地盤改良とは、簡単に説明すると軟弱な地盤を強固な地盤へ改良することです。
では、工事の流れを簡単に紹介したいと思います。
≪着手前≫
護岸工事箇所
地盤改良箇所
【工事概要】
護岸工事
1.土留・仮締切工
まず河川内の水が施工箇所に流れ込まないよう、大型土のうで施工箇所を囲むように据え付けました。
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2.根固めブロック撤去
護岸工施工に先立ち、既設の根固めブロックを16tラフテレーンクレーンを使用し撤去します。
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3.法覆護岸工(平ブロック張)下段
根固めブロック撤去完了後、平ブロック張設置のため床掘を行いますが、施工箇所内の水の量が多くポンプでの水替が困難だったため、施工基面下に栗石を敷き詰めました。
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栗石を敷き詰めた後、基礎砕石の敷均し転圧を行い、25tラフテレーンクレーンを使用して基礎ブロック、大型ブロックを据付けました。
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4.根固めブロック再設置
下段平ブロック張施工完了後、事前に撤去していた根固めブロックを再び設置します。
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撤去した根固めブロックを0.8m3バックホウにて再設置しました。
5.法覆護岸工(平ブロック張)上段
根固めブロック再設置完了後、上段の平ブロック張を施工します。
下段の平ブロック張とは違う基礎ブロックを使用し、間詰コンクリートを打設し、下段と同様に25tラフテレーンクレーンを使用し据付けました。
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6.法覆護岸工(コンクリートブロック積)
上段平ブロック張施工完了後、コンクリートブロック積の施工を行います。
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コンクリートブロック積は、宮崎県型の積ブロックを使用します。
都道府県別でブロックの形が異なり、基本的に長方形が多いです。
ちなみに、宮崎県型の積ブロックは六角形です。
地盤改良工
深層混合処理(エポコラム工法)
函渠工設置(次期施工)に先立ち、基礎地盤の改良工事を行います。
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今回の地盤改良工(深層混合処理)は、ICTによる施工でした。
ICTを利用することにより、杭芯位置をその都度測量して設置する手間が省け、工期短縮にも繋がります。また、epo liveで施工の進捗状況(深度、注入量、速度)が一目で分かり管理上も楽になります。
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施工本数 104本
φ2.0m 改良長20.0m
そして、完成!
護岸工事箇所
地盤改良箇所
現場の紹介は以上です。
約8カ月と工期が長かったですが、無事に無事故無災害で現場を終わることができました。
ご覧いただき、ありがとうございました。