池内舗装
土木本部工務部 野田と申します。
「令和5年度 池内大瀬町線舗装修繕工事」の現場紹介をさせて頂きます。
工事名:令和5年度 池内大瀬町線舗装修繕工事
発注者:宮崎市 建設部 道路維持課 舗装排水係
工 期:令和5年11月6日~令和6年1月26日
工事場所:宮崎市大字大瀬町
工事概要
表層工 A=1033m2、路上路盤再生工 A=1033m2、区画線設置工 L=349.7m
【施工場所】
本工事は傷んだ舗装を修繕する工事でありますが、既設路面はクラックや轍が発生していました。
そのため、既設アスファルトを撤去した後、路盤にセメントとアスファルト乳剤を専用の機械で混合し、硬さと柔軟性を持たせ、舗装の耐久性を向上させる工法を採用した工事となります。
【着手前】
【施 工】
まずは、準備工です。現況路盤材を採取し、配合を検討します。
設計の改良深さ(15㎝)までの試料を採取します。
配合設計が完了するまでに3週間から1か月ほどかかりますので、工程を組む際は、その期間も見込んでおかないといけません。
現況路盤の試料採取後、現場の着手前測量を行います。。
着手前測量の結果を基に新たに舗装線形を決定し施工に取り掛かります。
まず既設の舗装を撤去します。。
舗装版を撤去し終えると、本工事メインの路上路盤再生工に入ります。
使用する機械は、スタビライザー。外国製の機械です。
路上路盤再生工の混合状況を確認しています。
コンピューター制御で、速度や混合幅に合わせて、吐出量が自動的に変わります。
混合した後は、アスファルト乳剤の匂いが鼻を突きます。
混合状況をフェノールフタレイン溶液にて確認します。
【完成状況】
今回、10数年ぶりに公共工事を担当させて頂くこととなり、不安と緊張を感じつつ、現場に臨みました。
土木本部工務部の先輩、同僚、後輩社員の応援があったからこその、工期内での無災害完成でした。
長くなってしまいましたが、池内舗装の工事レポートは以上となります。
ご覧戴き有難う御座いました。